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【プロ解説】ロードバイク買取相場を事例を交えて解説 | 高く売れるコツも紹介

ロードバイクの買取相場

この記事はロードバイクを年間1500台以上の査定をしている、ロードバイク買取専門店SECOND ROADの山田が執筆しています。
※相場の金額は2024年5月当時の市場動向を基に記載しています。

ロードバイクの売却を検討してる方へ向けた記事です。

  • 買取業者の平均的な買取相場
  • 買取の際の査定ポイント
  • 少しでも高く売る方法

この3点を知りたい方はぜひ読み進めてみて下さい。
4分程度で読んで頂ける内容です。

まずは、中古ロードバイクの販売相場や買取相場の要因を知ろう

買取相場は販売相場から算出されるため、中古ロードバイクの買取相場を知って頂く前に、中古販売相場も知って頂く必要があります。

メーカーやモデル、年式、需要(人気)が影響する事が前提ですが、
新品価格(定価)のおよそ30%〜60%の価格帯が中古販売相場である場合がほとんどです。

例えば、新品価格が100,000円の場合、中古販売相場は30,000円〜60,000円程度になります。

需要が高く希少性があるモデルに関して一概に言えませんが、私の経験上その利率はほとんどの場合で適用されます。

メーカーやモデルの影響

メーカーやモデルは相場に大きな影響を与えます。
需要が高いメーカー・モデルは買取相場も高い、逆に需要が低ければ買取相場低くなります。

TREKやBIANCHI、SPECIALIZEDなどロードバイカーの方ならご存知のメーカーは需要は高く買取相場も高い傾向にあります。

型落ち・年式による影響

有名なロードバイクメーカーは毎年、最新モデルをリリースしており、1年前の購入となると殆どの場合は年式落ち(型落ち)となります。

年式落ちによる中古販売相場は古ければ古いほど低くなりますので、必然的に買取相場も低くなります。

コンディションによる影響

もちろん、動作や外観のコンディションも大きな要因となります。
買取の査定に影響を与えるポイントをお伝えします。

動作のポイント
  • ホイールのフレ(歪み)が無いか
  • 変速アクションが良好か
  • ブレーキの効き具合は良いか
外観のポイント
  • カーボンフレームの場合、クラック(割れ)は無いか
  • 目立つ傷や損傷、コケた時の傷
  • 経年による劣化具合
  • 簡易洗浄では落ちない頑固な汚れが無いか

上記のポイントはそれぞれ問題があれば、販売価格が低くなってしまう事から、必ず買取査定時にチェックするポイントとなります。

ずばり、ロードバイクの買取相場は?

ずばり、上記の中古販売相場40%〜80%が買取相場です。

40%〜80%と大きな開きがありますが、この開きは価格帯、年式、モデルの3つの要素で異なります。

以下、3つの買取事例を基に買取相場を紹介させて頂きます。

以下の買取相場については、
筆者が経験上知り得た知見を基に紹介していますので、買取業者によって異なる場合がある事を承知の上ご覧ください。

TREK EMONDA SL5 disc 2021モデルの場合

人気メーカーTREKのミドルグレードのEMONDA SL5の買取相場です。
年式は2021年モデルで3年落ち。ミドルユーザーに人気のあるモデルです。

商品データ
モデル名:TREK EMONDA SL5 disc
年式:2021年
メインコンポーネント:SHIMANO 105 R7000系
コンディション:外観と動作共に良好

新品定価 349,800円
中古販売相場 170,000円〜200,000円 (新品定価の48%〜57%程度)
中古買取相場 110,000円〜130,000円 (中古販売相場の64%〜65%程度)

新品定価からは、31%〜37%程度の買取相場となります

SPECIALIZED S-WORKS VENGE 2020モデルの場合

SPECIALIZED S-WORKSの憧れの1台VENGE(ヴェンジ)の買取相場です。
年式は4年落ちのハイグレードモデル、かつ人気のモデルです。

商品データ
モデル名:SPECIALIZED S-WORKS VENGE
年式:2020年
メインコンポーネント:SHIMANO DURA-ACE R9100系 di2
コンディション:外観と動作共に良好

新品定価:1,375,000円(発売当時)
中古販売相場 680,000円〜800,000円 (新品定価の49%〜58%程度)
中古買取相場 500,000円〜610,000円 (中古販売相場の73%〜76%程度)

新品定価からは36%〜44%程度の買取相場となっています。

Bianchi via nirone7 2014モデルの場合

エントリーライダーに最適な若年層にも人気があるBianchiのvia nirone7の買取相場です。
年式は2014年で10年落ちモデルです。

商品データ
モデル名:Bianchi via nirone7
年式:2014年
メインコンポーネント:SHIMANO Tiagra&105 mix
コンディション:外観と動作共に良好

新品定価:137,160円(発売当時)
中古販売相場 58,000円〜70,000円 (新品定価の42%〜51%程度)
中古買取相場 25,000円〜35,000円 (中古販売相場の43%〜50%程度)

新品定価からは18%〜25%程度の買取相場となっています。

買取相場についてのまとめ

上記の3つの例はいかがでしたでしょうか。
(今回人気モデルのみの例しかございませんでしたが)

定価が高い&人気モデルは一番買取価格の利率が高い。
逆に、
定価が安い&不人気モデルは一番買取価格の利率が低い。
という事になります。

自身が所有している車体のロードバイク市場でどれだけ需要があるかは、はかりかねる事だと思いますので、買取ショップに一度査定を依頼する事をお勧めします。

高く売れるためのコツと注意点

大切に乗られてきたからこそ、少しでも高く売りたいと皆様が思われますよね。
買取のプロから少しでも高く売るポイントをお伝えします。

ヘルメットやウェアなども一緒に売る

車体以外にも使わなくなったヘルメット、ウェア、ライトなどもできるだけ一緒に売却した方がその分高く売却して頂けます。
「これは売れないだろうな」と諦めずに一度売れるかどうか聞いてみる事をお勧めします。
※意外と高く売れる付属品もあります!

可能であれば洗車する

フレームの汚れもですが、等にギア周りの油汚れはできるだけ落とされている方がベターです。
汚れが強い場合は洗車にかかるコストを計算する必要がありますので、その分買取価格が下がってしまうケースもあります。
プロ並に汚れをとるのではなく、素人でもでき洗車を行う事をおすすめします。

できるだけ早く売る

年式により買取相場が下がってしまう事がほとんどですので、できるだけ早く売ることをおすすめします。まずは買取ショップへの相談から始めてみてはいかがでしょうか。

まとめ

買取相場を知るには販売相場を知る必要がありますが、
人気(需要)など自身では計り知れない要素があるかと思いますので、自分で売る事が難しいようであれば、まず買取ショップに査定をお願いする事がスマートだと言えます。

この記事を執筆した山田が所属しているSECOND ROADはロードバイク・スポーツ自転車の買取専門店です。
査定は無料でお試し頂けますので、お気軽にお問合せ下さい。

ロードバイクの売却を検討されている皆様が、納得の上ロードバイクを手放される事を願っています。

ロードバイク買取専門店
SECOND ROAD

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ABOUT US
山田 貴時SECOND ROAD査定担当
ロードバイク買取専門店SECOND ROAD(セカンドロード)の査定担当。ロードバイクの査定歴6年のプロ査定員。組み立てからメンテナンスも行う、メカニック嗜好でロードバイクをいじるのが大好き。ロードバイクに関するお役立ち情報を業界人ならではの目線で発信しています。